怪我をしているときや、病気の治療中に施術を受けても大丈夫なの?
怪我や病気の治療中は施術を受けて良いか心配になりますよね。
前回のブログの中で、病院での治療と併用する形で整体の施術を受けることも出来ますと書きましたが、本当に大丈夫なの?と気になる方もいると思います。そこで今回のブログでは、治療と併用す部場合の注意点等について書かせていただきたいと思います。
傷病の治療中の方は担当医師に確認を!
大前提として、外傷や手術後の傷が治っていない時に整体やマッサージを受けることはできません。傷や組織が損傷している部分に刺激が入ると、悪化する可能性があるためです。また、患部を避けた施術であっても、血流が良くなることによって、炎症がひどくなることも想定されます。
外傷時の応急処置としては、RICE処置が基本と言われてきました。(最近はPRICES処置やPOLICE処置という考え方も提唱されています)RICE処置は、安静、冷却、圧迫、挙上することにより、血流を抑え受傷部の内出血、腫れ、痛み、炎症等を抑える方法です。整体やマッサージで血流が良くなると、このライス処置とは逆の効果があるので、怪我を悪化させてしまうことになります。
また、癌を患っている方は癌の種類等によっては悪化の可能性があるそうなので、担当医師への確認が必要だそうです。感染症に罹っている方も、症状の悪化や施術者へ感染させてしまう可能性があるので、施術は受けない方が良いでしょう。
身体均整法の場合は?
身体均整法に限って言えば、怪我等があっても施術を受けていただけます。(インフルエンザや新型コロナ等の感染症でなければ)例えば捻挫や打撲等の場合、身体均整法では頭部のツボを優しく調整することで、血流をコントロールし、腫れの調整をしたり、患部にかかる負担を軽減するために怪我で生じた捻じれや歪みを整えたりもします。(もちろん怪我や組織の損傷自体は施術では治りません!)
大前提として、怪我や治療中の病気がある場合は必ず申し出ていただく必要があります。現在の傷病の状態を伝えていただくことも重要ですし、過去の傷病についてもできるだけ教えていただきたいと思います。ありがちなのが、十年以上前の捻挫の影響で、骨盤や腰回りに負担がかかり、歪み、腰痛になることです。一言に腰痛といっても様々な原因が考えられる為、お客様の申し出がどのような調整方法を用いるかの重要な手掛かりになります。
まとめ
傷病の治療中で施術を受けたい方は、まずは担当の医師に相談することが大切になります。また、前もってお店に問い合わせをしていただければ、アドバイスや施術の方向性を説明することも出来ますので、お気軽にお問合せいただければと思います。※施術中は電話に出ることができないこともありますので、前もってお問合せフォームからのお問い合わせをお願いいたします。
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