どんな時に整体に行けばいいの?

どんな時に整体を利用すればいいの?

皆さんはなんとなく身体の調子が悪い時や、痛みがあるときはどうしていますか? 明らかに具合が悪い時や、怪我をした時、痛みが激しい時は迷わず病院で診察を受けると思いますが、そこまで強い不調でない時は迷うことも多いと思います。そこで、今回は医療機関、整体院、リラクゼーションの適用範囲についてお話ししたいと思います。

※内科、整形外科、心療内科等、診療科目によっても視点が違ってきますので、気になる症状は専門家に相談しましょう。

病院、整体、リラクゼーションの適用範囲は?

まず、病院等の医療機関では明らかな病変等に対しての治療を担います。内科や整形外科では血液や尿の検査、レントゲンやMRI等での検査結果を基に治療をしていきますが、そこで異常が見つからない時は痛み止めや湿布で様子を見ましょうとなることも多いと思います。

それに対して、整体は身体の歪みや重心等のバランスの乱れや緊張、凝り、弛緩等から不調の原因を推測し、歪みや緊張等を解消することで不調や体質の改善を目指します。病院で、特に異常は見られないので様子を見ましょうと言われてしまった人が、整体の施術で楽になる場合も多いように感じます。

また、リラクゼーションでは、特定の不調へのアプローチというよりも、リラックスや気持ちよさを提供する施術といえると思います。

また、これらのイメージを図にすると下記の様に示すこともできます。

病院・整体・リラクゼーションの適用範囲イメージ

整体は『未病』を適用範囲としているともいわれますが、上の図の様に明らかな傷病の場合は病院での『治療』が必要となってきます。

未病とは?

『未病』とは、「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」や「自覚症状はないが検査では異常がある状態」とされています。

病気と未病のイメージ

「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」は、例えば肩こりや腰痛、寝違え、腹部の不調等があります。

「自覚症状はないが検査では異常がある状態」は高めの血圧、高脂血症、高めの血糖値、肥満、高尿酸、動脈硬化、骨粗鬆症、メタボリックシンドローム等があります。

この「検査では異常がある」未病は定期的な検査での経過観察や早期の治療、生活習慣の改善をしていくことも大切になってくるでしょう。

これらどちらの『未病』でも整体はお客様のお力になれると思います。 実際に当院のお客様の中でも、身体の痛みで病院に行っても異常が見当たらなく、湿布だけ処方された方が施術で楽になった事例や、捻挫が治った後に腰痛が出てきたり、足首周りの調子が悪かったりした方が整体の施術で楽になった事例、健康診断での数値が何項目も悪めの方が、定期的に施術を受けていただくうちに数値が改善してきたといった事例もあります。

医療機関との併用や、予防の意味でも整体はお力になれます!

ここまで説明すると、病院での治療中の場合は整体の施術を受けられないと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。怪我等がある場合でも、身体の緊張を緩めてあげることで患部の痛みが緩和することもありますし、身体均整法には、外傷時の患部に触れない調整方法もあります。

また、内科的な治療中でも、身体の歪みを解消したり、内臓の調整をすることで自己治癒力を高めることが期待できます。特に不調や健康診断等での異常がなくても、予防的にメンテナンスをすることも大切だと思います。身体均整法では身体の歪みや動きの癖から不調が出やすい部分を判断することもできます。

まとめ

はっきりとした不調や怪我などの痛みがあれば、まずは病院での受診が大切となってきます。整体での施術は病院で異常がない場合や、治療と併用しながらのご利用をお勧めします。また、不調が軽く、病院に行かずに施術を受けに来られた方でも、病院での受診、検査を一度受けた方が良いと思った場合はその旨はお伝えするようにしています。どうしても判断がつかなく迷われる場合は、最近はネットや電話で医療相談が受けられるサービスがありますので、そちらで一度相談してみるのも良いと思います。

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